生産技術に向いている人の3つの共通点【熱意と責任感】

生産技術に向いているのはどんな人?
自分は向いていないかな?

こんな疑問にお答えします。

当記事の内容

  • 生産技術に向いている人の3つの共通点
  • 生産技術に向いていない人の3つの特徴

この記事を読めば、あなたが生産技術に向いているかわかります。

私の仕事は化学メーカーの生産技術職です。
その経験をもとに分かりやすく解説します。
化学メーカー生産技術職(6年勤務)
工学修士(専攻:化学工学)

 

 

生産技術に向いている人の3つの共通点

生産技術の仕事は、製品を製造するプロセスや設備を設計する仕事です。

言い換えると、製造業の中核な機能を担う仕事です。

そんな重要な仕事を任される生産技術に向いている人の特徴をご紹介します。

  1. 熱意と責任を持って仕事ができる人
  2. 調整力のある人
  3. 柔軟な対応ができる人
関連記事

生産技術職ってどんな仕事? どんな役割なの? こんな疑問にお答えします。 私は大学で化学工学を学び、化学メーカーに就職しました。 今は化学メーカーの生産技術部門で働いています。 その経験[…]

 

熱意と責任を持って仕事ができる人

生産技術者に最も必要な資質は「熱意と責任を持って仕事ができる」ことだと思います。

生産技術者に与えられる仕事は大抵、困難かつ会社にとって重要なものです。

技術的な困難、他部署からの様々な要望など普通の人なら「無理」と言ってあきらめたくなるようなものばかり・・・。

そんな仕事を引き受け、業務を遂行するには「絶対にやり遂げる」という熱意と、「自分の仕事だ」という責任感が必要です。

これまで私は生産技術の仕事を6年間してきました。

その経験の中で「熱意と責任を持って仕事ができる」という資質が生産技術者にとって最も重要だと感じています。

そして「熱意と責任を持って仕事をしている」人には信頼が生まれます。

関連記事

生産技術はきついって本当? きついのは自分だけ? 生産技術のメリットは? こんな疑問にお答えします。 私は新卒で化学メーカーに就職して、6年間生産技術部門で働いてきました。 その経験[…]

調整力のある人

生産技術の仕事を遂行するには「調整力」が必要です。

これは単に「コミュニケーション能力が高い人」とは異なります。

生産技術の仕事をしていると、研究開発、製造、営業などの部署の多くの人と関わります。

そして、関係者から一つのプロジェクトについて多くの意見が飛び交います。

各部署の思惑が違うからです。

この中心に立ち意見を取りまとめ、プロジェクトを成功に導くのが生産技術者です。

ここで重要になるのが2つの力です。

  • 物事を多面的に捉える力
  • 論理的に説明し、相手を説得する力

この2つを合わせると、生産技術者に必要な「調整力」になります。

関わる多くの人たちの立場になって物事を多面的に捉え、プロジェクトが正しい方向に向かうように「論理的に説明し、相手を説得する」ことができれば生産技術の仕事を円滑に進めることができます。

「調整力」は仕事をしている内に身につけることができるので、ご安心ください。

 

柔軟な対応ができる人

生産技術者に与えられる仕事は困難なものがほとんどです。

仕事を進めるうちに、さまざまな問題が出てきます。

設計条件が変わる、仕事の納期が短くなる、導入した設備でトラブルが発生するなど・・・。

発生する様々な問題に、一つ一つ柔軟に対応していかなくてはなりません。

実際私の6年の経験の中で、仕事が何事もなく終わるなんてことは一度もありませんでした。

どれだけ綿密に設計してスケジューリングしても、必ず問題が発生します。

それは、新しいことにチャレンジしているからであり、誰も気づけないような潜在的な問題が顕在化するからです。

顕在化した問題を一つ一つ対処することが、生産技術の仕事の一つと言えます。

生産技術に向いていない人の3つの特徴

私は生産技術の仕事をする中で、仕事を辞めていく仲間を何人も見てきました。

仕事を辞めていった、生産技術に向いていない人の共通点をご紹介します。

  1. 泥臭い仕事をしたくない人
  2. 成長意欲の少ない人
  3. 田舎の工業地帯勤務が嫌な人

 

泥臭い仕事をしたくない人

生産技術の仕事は「プロセス設計」「設備設計」などと言われ、「設計」がつくとカッコイイものをイメージするかもしれません。

確かにパソコンをカタカタしてカッコイイ一面もあるのですが。。

生産技術と言っても仕事内容は幅広いのですが、だいたい半分くらいは製造現場での仕事になると思います。

設計する前の現場調査、設備の設置および試運転、商用運転後のトラブル対応などなど。

特に、設備の設置・試運転・商用運転後のトラブル対応は非常にハードです。

現場を走り回ったり、油まみれになったり、現場のいかついおじさんに怒られたりと。

カッコイイ仕事をイメージしていた人にとって、現場での仕事は想像以上にきついものなのです。

 

成長意欲の少ない人

生産技術のやりがいは成果が認められ、人から信頼され、自分が成長していくところにあります。

そのため、次のような方には向いていない傾向にあります。

  • 仕事にやりがいを求めない
  • 給料は最低限でいいから必ず定時で帰りたい
  • 出世もしたくない

すべて当てはまるような方は、職種をよく検討することをお勧めします。

関連記事

生産技術のやりがいって何? きついだけじゃないの? こんな疑問にお答えします。 当記事では、現役生産技術者がやりがいを感じている5つの瞬間についてご紹介します。 この記事を読めば、生産[…]

 

工業地帯の田舎に勤務したくない人

生産技術の仕事の中心は製造現場です。

製造工場の多くは工業地帯などにありますので、田舎に長期出張や勤務になることが想定されます。

また、数年経験したうえで海外に出張・転勤することもあります。

あくまでも就職した会社によりますが。

都会でしか暮らしたことがない方にとって、田舎は不便で不満なようです。

勤務地に強い希望のある方は、製造拠点がどこにあるのかを確認しましょう。

生産技術に就いたら、会社の製造拠点すべてが勤務地の候補です。

 

まとめ

生産技術に向いている人の3つの共通点と向いていない人の3つの特徴をご紹介しました。

振り返ると、生産技術に向いているのは以下のような方です。

  1. 熱意と責任を持って仕事ができる人
  2. 調整力のある人
  3. 柔軟な対応ができる人

大変な仕事ではありますが、やりがいと頑張った分のリターンのある仕事です。

気概のある方は、是非チャレンジしてみていただきたいと思います。

 

化学メーカーへの就職を考えている方は、こちらの記事もどうぞ。

ご意見・ご質問お待ちしています!